NPO法人 BIO-IT研究開発機構
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第71回BIO-IT処置による生体反応と処置の本質および将来展望

2019/2/16 市村武美

~BIO-IT処置による生体反応と処置の本質および将来展望~


はじめに

2016年、2017年発表論文およびホームページ記載論調の内容について修正する必要を感じ、検討作業を始めました。

 

1.BIO-IT技術(生命情報記録伝達技術)とは

この技術開発の原点は、画像や音響の様に病原体の性質を記録し再現する夢を抱いたことです。

挑戦したのは病原体が発信する病原性情報すなわち電磁波を発信の記録です。

19世紀中ごろ、M.ファラデーが「磁石と磁極と磁極の間に原子をおくとエネルギー準位に変化が起こリスペクトル線が分離することを発見しました。

19世紀末ごろには、P.ゼーマンが装置を改善し、スペクトル線がさらに多くの線分離することを発見しました(ゼーマン効果)。

NMRやESRは有機物質の構造を決めるのに有効な手段で、物質の磁気的性質の一つゼーマン効果が利用されています。1992年、対立する2個の永久磁石を使ったデバイスを作成しました。

磁極間に細菌などの病原体を置き、植物実験を開始しました。1996年~2001年、クルマエビなど甲殻類を襲う強病原性ビプリオ菌sp.とバキュロ・ウイルス制御の実験研究を行いました。

対立する二つの磁石(デバイス)の間に、ビブリオ菌sp.を置き、寒天培地を使い、外磁場におけるコロニー形成の様相を調べました。

対策区以上に増殖を増幅する場とほとんど増殖がみられない制御場が存在を発見しました。この増殖制御場を「反転場」と呼んでいます。

この情報の場の機能を記録し、発現する記憶媒体メモリーシートも開発しました。デバイスにバキュロウイルスを置いたメモリーシートの作成とエビの自然免疫賦活血液をおいたメモリーシートを作成しました。

さらに、開発済み記憶媒体となる機能水に、デバイスを使い、メモリーシート記憶情報を転写する技術を開発しました。

これらの技術をBIO-IT技術、特定情報を記憶した機能水をBIO-IT WATERと呼んでいます。

 

2.BIO-IT処置とは

磁気デバイス(病因・患部が発信するスペクトルを転写したモリーシート装着)による電磁波照射とBI0-IT WATERの投与であり、それぞれを単独に使用する場合も、両者を同時に使用する場合もあります。

デバイス照射は①磁気照射と②電磁波照射になります。

現在、この電磁波はテラヘルツ帯の周波数であろうと確信しています。

生体に投与するBI0-IT WATERはテラヘルツ波帯の電磁波を記録しており、①服用と②表面に塗布の場合があり、体内に情報を伝達します。

 

3.処置による生命現象への影響(概要)

デバイス照射のうちの磁気照射は磁力20~50mTであり生体に与える影響は少なく、主な影響はテラヘルツ波(以下、Thz波という)照射であると考えています。

また、BIO-IT WATER(機能水にThz波照射処理)には残留磁気はありません。

BI0-IT処置(以下、処置という)をすると生体反応や症状の変化が見られます。病状の変化は瞬間的に起こる場合とゆるやかに起こる場合があります。

 

4.主な処置事例

(一部医師診断、他は本人報告など);医師医療併行

 

デバイス照射はおおむね1度で、状況により1~2カ月に1度、BI0-IT WATER服用・塗布は1日2回です。

1996/1/13~2018/4/15までの27年間、処置人数は467名、91病種です。完治とは、機能改善が進み、ほぼ回復状態にいたり、組織器官の再生・異物消去がみられた場合です。

改善とは病状の進行が止まり、機能改善がみられた場合です。

いづれも組織学的な確認がとれないものが多いという現状です。完治・改善の症例率についての十分な把握に至っていませんが、かなり高率であると考えています。

 

4.反転場情報投与の本質

細菌やウイルスの増殖を制御する機能以外に、体内の異常タンパク質や異常細胞・組織に作用することが実証されました。

病原体や病状の反転場情報機能の本質は、平衡機能の賦活であろうと考えています。

 

5.処置による症状改善誘発の仮説

2016~17年2月、ヘルシィエイジング学会で脳中枢神経系の異常(網膜色素変性症、緑内障、けい髄不全損、筋ジストロフィー)の再生について、次のような仮説を発表しました。

これまで中枢神経細胞と心筋細胞は生後不変であり細胞死(アポトーシス)を起こさないと考えられてきました。しかし、脳には神経幹細胞が存在し、その神経幹細胞から新しく産生されたニューロンの高次機能をもつことが示唆されています。

また、心筋細胞もターンオーバーしていることが数々報告され、幹細胞→前駆細胞→心筋細胞に至る心臓組織構築プログラムが生体内で働いていると考えられています。

ケガ、疾病や遺伝性の自己による脳中枢神経細胞の喪失は事故的細胞死(ネクローシス)と呼ばれていますが、ネクローシスでも細胞再生につながる不要な細胞を処理するためのプログラムされた細胞死(ネクロトーシス)の研究が注目されています。

これまでの研究から、脳中枢神経細胞の喪失→再生した細胞の反転情報をもつと推察されるテラヘルツ波照射により、損傷した中枢神経細胞のネクローシス部分をネクロトーシスに変えているのではないかと考えました。

このテラヘルツ波に脳中枢神経細胞再生構築プログラムが乗っているという仮説です。

カニの脚やハサミの自切は典型的なネクロトーシスであると考えています。

自切は物理的なストレスを直接受けた時に起こります。激しいなわばり争いで相手に脚が挟められるなどの自切は逃亡自切です。また何らかの原因でダメージを受けた脚をしばらくしてから自切することもあり、自切に至るまでに時間的な間隔があり、間接的です。

逃亡自切は本能としての行動でしょうが、脚の異常状態を認識し、命を守るために自切決断をしたと考えられます。ダメージを受けた脚を抱えて場合の自切も異常状態を認識していると思われます。

自切決断は意識的であり、生命維持のための最強の平衡機能発動指令によるものと考えられます。カニの自切は確実・適正な脚の再生のため、ネクローシス状態ではなくネクロートーシス状態として本能的に処理したと理解されます。

カニの脚自切の場合、切断部分では多数の核をもったチューブ状の細胞が観察され、それらがバラバラになり成熟していない細胞に変化します。脱分化と呼ばれる現象です。

こうして、処置による脳中枢神経機能組織再生誘発の仮説が生まれました。

処置によって機能改善が先行し、引き続いて神経細胞組織の再生が始まると考えています。

Thz波照射(以下、照射という)が機能回復と細胞組織の再生を誘発したことは確かですが、照射から再生に至る生命現象のプロセスについては空白の現状です。

 

5.脳・中枢神経系疾病の主な処置事例と改善に至るプロセスの検討

:処置事例は2019/1/31まで
:処置後の経過はほとんどが本人報告と面接観察、一部医師検査資料

 

1)けい髄不全損の会員

①症状:交通事故(2013/6/2)右ろっ骨骨折、腰部、四肢多発打撲、右手3・4・5指と左手2・3・4・5指の痛みとしびれ。入院、リハビリ。

②1年後の状態:両手の指の痛み・しびれ・曲げ不可、左方・左背部の痛みとしびれ、腰から左下肢のしびれ、左ひざ曲げ不可。

③事故1年後2014/6/3BIO-IT処置(デバイス照射3日間隔とBIO-IT WATER服用2回/日)開始: 以下、主治医が認める本人に日記の抜粋。

 

a.第1回処置(6/3):翌日両指が少し曲がる。

b.第2回処置(6/6):翌日両指が手のひら2cmまで曲がる。左ひざ痛み緩和。

C.第3回処置(6/9):両指が手のひらに軽く着く、むくみ少しあり。左ひざの調子よく30分歩く。左肩痛み緩和、湿布つけず。

d.第4回処置(6/13):両手が握れ、グーが出来た。今日も30分歩く。

e.第5回処置(6/17):左手の薬指が中指側に少し曲がり小指に着かなかったが着いた。薬指と小指の開閉が出来た。肩も軽くなった。
その後の処置は割愛、草刈りにも参加、社会復帰。

 

2)せき髄損傷の会員

①症状:トンラプリン事故(17歳の時、骨折なし)現在53歳。事故以降加療するが顕著な症状改善みられない。現在、頭痛、寝つけにくく浅い、時折めまい、首肩凝り、手足脚のしびれと痛みが時折左右に起こる、背中痛、左上腹部痛、冷え性、頻尿、疲れやすい。

②事故36年後2019/1/9 BI0-IT処置(デバイス照射、服用、点眼)開始

 

a.第1回処置(1/9):頭痛、肩凝り、ひざ痛、背中痛、腹痛など理改善、笑顔。

b.第2回処置(2/10):症状大幅改善。

 

3)1)、2)の考察:

1)会員の指が少し曲げることができたのはBI0-IT処置(午後)後の翌朝です。

2)会員の症状は処置直後に改善が見られました。両名とも、精神的安定感という生命活動現象の変化が起こっています。

ドイツの物理学者ハーバード・フレーリッヒ(1905~1991)は1960年、

「細胞はテラヘルツ波からミリ波(テラヘルツ波帯)で共鳴振動しており、生命活動にとって重要な役割を果たしている」

という仮説を提唱しました。

2会員の生命活動の瞬間的変化は個々の疾病に対する個々の特有なテラヘルツ波(波長は不明)であろうと考えています。

患部の周りでは、死んだ神経細胞を取り除くためにミクログリアという貧食・免疫機能をもつ細胞が増え、そのままとどまります。

 

処置による瞬間的な機能再発現のプロセスは次のように考えています。

患部病状と血液から得たテラヘルツ波の照射→正常伝達を阻害しているミクログリア細胞内水のテラヘルツ波→その細胞内水がニューロン固有のテラヘルツ波に変化→ミクログリアが伝達機能→正常伝達と考えています。テラヘルツ波は水に吸収されやすく、その発現伝達は瞬間的であり、細胞間伝達の証左と考えています。

 

機能の改善に引き続いて神経細胞の再生が始まるそのプロセスは次のようです。

同テラヘルツ波照射→神経幹細胞産生にかかわる遺伝子の活動誘発→神経幹細胞形成に必要なタンパク質の産生→幹細胞形成→ニューロン形成です。

ニューロンの再生に応じて、患部を占めていた大量にミクログリアが減少し、そして、ニューロンとグリア細胞の正常な量的バランスに戻ったのであろうと考えています。

 

3)緑内障の会員A

①症状:最近数年来急速に悪化しており、右眼が末期で裸眼視力・視野は、1メートル前の視力検査図0.1の3種のマーク中で真ん中のマークが焦点集中して分かる状態の狭視野です。

左眼の裸眼視力0.1、矯正視力0.7で、歩行や茶注ぎが困難な状態です。

視野検査(ハンフリー)MD値、左眼(中心)-13.63dB、右眼-30.71dB。

 

②BI0-IT処置:以下本人報告

2015/10/20、処置開始、照射は1回/月程度、服用・点眼発現連日。

 

a.数日後に右眼になんらかの変化を感じ、その後視野の広がりを自覚。

b.12/20、右眼、1メートル前の視力検査図0.2が見えた。茶注ぎ改善。左眼の改善を感じる。

c.2016/2/18、視力・視野検査。右眼の裸眼視力0.08、矯正視力0.1。左眼は変化なしの診断であるが改善を感じる。MD値、左眼(30)-24.35d、右眼-24.85dB。

e.4/20、MD値、

左眼(30)未測定、右眼-24.13dB。

左眼(中心)-10.41dB、右眼-31.20dB。

g.10/28MD値、

左眼(30)-24.27dB,右眼-25.16dB。

視野検査(ゴールドマン)。

 

処置前と、処置継続後現在の視神経乳頭の陥凹拡大の状態については報告なし。医師は、右眼が見えるはずないと言い切り、身体障害者申請書を発行。その後、東京医大に転院、検査続行、同様に見えるはずがないと断定。しかし、医師が書いた字を右眼で読み、転書したことで、見えることを認めた。継続治療とBI0-IT研究を願ったがかなわず。

 

4)緑内障の会員B

①症状:左眼視野検査(P<0) MD値

2012/10 -13.40dB
2013/02 -15.39dB
2014/05 -16.16dB
2014/8 -19.36dB
2015/3 -19.03dB

 

右眼は左眼比べ軽症であったが、海外出張中に手術に失敗、光感覚喪失。

②2015/12/21:処置開始。会員Aと同様処置。

2016/6、経過の視野検査資料未着。2012/10の状態に近いと診断報告。

③右眼光感覚

2016/6、ピンポイントから線・面に広がる。以降、体調すぐれず処置停止。

 

5)網膜色素変性症の会員

①症状:小学5年で網膜色素変性症と診断(群馬大学)、中学1年盲学校。高校3年両眼失明状態。群馬大学病院と開業医で受診、治療中。

②2016/3/6処置開始、緑内障会員使用と同じBI0-IT WATER、2回/日点眼)開始。

以下、本人報告と対面テスト。

 

a.3/13、左眼で何か見えた。

b.4/4、デバイス照射開始(1/2カ月)、服用・点眼2/日。NPO事務所にて左眼視力テスト、視力検査図30cm距離で0.4。

c.4/11、盲学校で検査、左眼0.03、矯正視力0.05。右眼は光感受なし。

d.4/23、左眼、眼前の大きい字が見え、色が識別できた。視野は狭く全面のみ。右眼はライトの光感じた。

e.5/3、左眼、小さい字が見えた。

f.5/17、左眼、視力検査図30cm距離で0.6。休日帰宅、母の顔、白いご飯、卵焼きが見えた。母子共に感動。

g.6/5、左眼視力検査図30cm距離で0.6,矯正視力1.0、視野ほとんど変わらず。右眼、光感じやや広がった。

h.8/27、私の前で大きい字を書いた(添付)網膜色素変性症の会員が書いた字。右眼、眼前の私の握りこぶし接近、離反わかった。

i.9/18、私の前で小さい字を書いた(添付)

j.10/6、群馬大学の全検査資料(小学5年診察以降)を女子医大、飯田教授の提出、検査・検診。検査結果から左眼が見えること不可。教授の前で字を書くも、視力ある証拠のにならないといわれる。

k.12/24、眼鏡使用で、なれた所は一人歩き出来た。左眼、視野の改善みられる。友人に年賀状を書いた。

l.2017/1/27、飯田教授よりBI0-IT研究と併せた診療は停止、群馬大に戻るよう勧告。

m.以降、割愛。現在、BIO-IT処置従来通り。左眼視力・視野ともに改善中、右眼の光感知範囲改善中。東洋医学専門学校在学。教科書点字、参考書は視る。スマートフォン使用。

 

③緑内障、網膜色素変性症の考察
緑内障会員AB以外に11会員。割愛。処置による病状進行制御、改善にいたるプロセスは次のように考えています。

 

5)その他の脳中枢神経異常(以下概要)

①脳出血:私自身。2000/8、70歳、北大医学部食堂で会食会議中、視床近くが出血。右半身運動機能異常。

入院、リハビリとBIO-IT処置、2週間後運動機能ほぼ回復、退院。

1年後、運動機能回復するも不整脈が続く、思考機能ほぼ回復。

3年後研究活動再開。

出血こん跡消失・不整脈解消、現在に至る。

 

②統合失調症会員:歯科医師。1993年被害妄想(37歳)。2003年悪化、幻覚安想状態。2004~2005年入院。生活訓練施設入所。

2011/5/4、幻覚と被害妄想および意欲減退、BI0-IT処置開始。

直後から10分おきぐらいに悪臭排尿、帰途、駅と途中下車で4回何排尿。精神分安。

5/5の報告、5/4夜は、すべての薬剤中止したが不安感なく熟睡、退薬現象全くなく快適な目覚め。頻尿続き、大便も異常悪臭。

5/6、15分おきの頻尿。

5/8、頻尿激減、気分そう快、熟睡。

5/15、体重3kg減少。

5/19、頻尿止まる。

5/25、2回目のデバイス照射。BI0-ITWATERは連日服用、以降薬剤断絶、精神安定。

 

③先天性メロシン欠損型筋ジストロフィー会員A:2001年生まれ12歳。せきつい湾曲、ひじ・ひざ関節拘縮、座居不能、5歳で吐血、体重24kg。

2013/2/24処置開始。以降、母親の日記概要。帰途めずらしく車中で寝る、夕食驚くほど食べる、夜熟睡。

3/2、疲れ方の様子が違う。

3/9、第2回デバイス照射。

3/22卒業式、クラス会、座居の保持困難改善、親に寄り添わず参加。

5/13、脚の曲げ延ばし運動をする、ける力強くなる。

5/16、足が温かく汗をかくほど、夜、右足を布団の外に、その後戻して左足の上にかさねた。

5/18、右ひざ関節が伸びた。以降、改善が進む。

 

④先天性メロシン欠損型筋ジストロフィー会員B:2010年上生まれ3歳。

顕著な筋緊張低下、身体が柔らかくフロッピーインファント、そしゃく、嚥下不能。

2013/9、処置開始。

4/6初めてヨーグルトが飲めた。

4/13、うどんをかみ食べた。

5/15、キュウリ片を食べた。

5/24、せんべいをかみ食べた。

6/16、会員Aさん、他の筋ジストロフィー親の会3家族と食事会。

Aさんは介護なしにうどんを食べ、食後タブレットを操作、腕と指の動き改善。

Bさんは母親がうどんを食べさせた。

他に、顔面肩甲上腕型会員。テラヘルツ照射一時的に運動機能回復、直ぐに戻る。処置継続せず。

 

⑤パーキンソン病会員A:家族付き添い、電車で静岡県より池袋の定例研究会場に。

歩立・歩行不能、両脚のふるえ。患部と頭部からメモリーシート作成、デバイス照射約2分、ふるえとまり歩立支援、会場内~廊下まで両腕を振って歩行。

帰途、帰宅後夕刻までふるえ止まるが、後ふるえ戻る。

個人情報転写BIO-IT WATER連日服用、デバイス照射2カ月毎続け改善中、死亡。

 

⑥パーキンソン病会員B:神奈川県より車で来所、車から部屋まで2人がかりで支援、歩立・歩行不能、座居不安補助必要、意識鮮明。

同様、デバイス照射約2分、歩立支援、介護なしで歩行。路上を20m程歩行。帰宅後歩行できるが夜には歩立不能。

A同様処置続け改善中、老衰で来所不能。

 

⑦パーキンソン病会員C:付き添いなしで石巻市より電車で来所。

身体左傾斜、入会申し込み書を書くのに難渋、字体小さく曲がる。

同様、デバイス処置約2分。体傾斜やや改善。以降同様処置続け改善中。

処置同様。処置開始後1年5カ月、字が良く書ける、食事ではしが良く使える、ネクタイ結べるなど手の動きなどの運動機能、身体の傾きなど改善、BIO-IT WATER連日服用、処置継続中。

他に5名の会員、QOL改善に病状・個人差あり。

 

⑧脳こうそく会員A:深夜発症、心原性脳血栓・心不全・心房細動入、両側胸に肺水しゅ入院、後リハビリ、左半身不随、ひざ、足首、足指不随。

処置は発症翌日からBI0-IT WATER連日服用。発症6カ月後からデバイス照射、心不全改善、1年半
後社会復帰、軽作業。

2年後の現在、補助器なしで歩行。

他に3名の会員、QOL改善あるも病状・個人差あり。

 

⑨アルツハイマー病会員A:57歳以降急速に悪化。59歳早期退職。記憶障害、歩行異常、路上転倒、帰路忘却宅しばしあり。

処置、デバイス照射でQOL即向上、以降年0~1~2回、BI0-IT WATER連日服用。QOL大幅改善。

他に2名の会員、改善。

 

6.その他の主な内因性疾病処置(概要)

1.ガン(ほとんどがデバイス処置は最初のみ、BIO-IT WATERは連日服用)

1)前立せんガン会員:21名処置。初期は完治2例、進行制御例が大半。

2)子宮ガン会員:19名処置。大半が手術後、延命効果。

3)乳ガン会員:17名処置。初期は完治2例、大半が手術後。進行制御。末期は制御不可。延命効果。

4)肺ガン会員:16名処置。大半が末期、延命効果。

5)甲状せんガン会員:10処置。大半が初・中期、完治2例。進行制御。

6)その他のガン:肝臓8名、大腸6名、舌4名、ぼうこう4名、食道3名、じん臓3名卵巣3名、すい臓1名、他処置累計116名

 

2.内因性疾病(処置は同上)

1)アトピー会員:38名処置、完治4例あるも、困難例多い(添付図)アトピー完治例

2)疲労感会員:38名処置、ほとんど改善。

3)腰痛ひざ痛会員:35名処置、完治例多く、ほとんど大幅改善

4)糖尿病会員:22名処置、改善例あり、ほとんど進行制御

5)リューマチ会員:10名処置、鎮痛改善例多い。

6)けんしょう炎会員:6名処置、糖尿病会員に多い、激痛即効例あり。

7)五十肩会員:3名処置、即効完治2名

8)白内障、黒内障、近視、遠視、乱視会員:11名、完治例あり、即改善多数。

9)きゅう覚喪失会員:2名、完治1名と改善

10)ぜん息、バネ指会員:11名、改善例多い。

 

3.難病(デバイス処置回数様々、服用は連日)

1)メニエール病会員:4名、完治例あり、改善。

2)シエグレーン症候群会員:2名、改善。

3)シャイドレーガー症候群:3名、改善。

4)ギランバレー症候群会員:2名、完治

5)ベーチェット病会員:2名、改善→再発→改善。

6)川崎病会員:1名;改善、その後手術。

7)C.F.ヤコブ病、クローン病、ALS、スモン病会員:6名、改善例あり。

 

4.ウイルス感染症(同上、塗布)

1)帯状ほうしん会員:5名、完治

2)イボ会員:5名、完治、

3)エイズ会員:重症2名、CD4、ウイルス数急速大幅改善、通常生活。

4)エンフルエンザ感染会員:7名、急速改善、完治。

 

7.外因性疾病の処置事例

1.火傷:重症2例で回復促進(医師報告)、少火傷3名では塗布のみで痛み解消。

2.日焼け:2名、塗布で入浴時痛み解消、翌日通常皮膚。

3.足首・ひざねんざ:3名、塗布後照射で回復促進。

4.脱きゅう:2名、同上。

5.恥骨分離症:1名、同上(医師報告)。

6.アキレス筋不全損;1名、固定、同上(医師報告)

 

8.薬害置事例

エイズ会員やガン会員など様々な薬害に苦しむ多くの事例では、処置により急速なQOLの大幅改善が多く見られます。

 

9.総合考察

2019/1/10、九州大学の中島教授らは、変化した脳神経細胞に特定の遺伝子(ニューロD1)を導入するだけで、ミクログリアが神経細胞に変わり、脳中枢神経損傷を再生させる手法を米科学誌ニューロンに発表しました。

この技術は「ダイレリクトリプログラミング」と呼ばれています。マウスで試すと、変化した神経細胞が他の神経細胞とつながり、脳からの信号を伝えたというのです。

けい髄不全損のBIO-IT処置事例ではミクログリアが幹細胞→前駆細胞→神経細胞と考えていました。最近の事例、36年前のせき髄損傷の処置でも脳からの信号伝達は瞬間的です。

運動機能などの急速な改善からミクログリアが直接神経細胞に変わったのかもしれません。

遺伝子ニューロD1とBI0-IT処置がミクログリアに与えた変化誘発の刺激は同じであるといえます。

言い換えれば、ニューロD1が発信したの電磁波とBIO-ITデバイスから発信した電磁波は同一または近似した波長であると考えられます。

この確認は専門家にゆだねることにしましょう。

 

統合失調症は神経伝達物質(アミノ酸、ペプチド類、モノアミン類)のバランスが崩れることで発症すると考えられていますが、原因は不明。

このアンバランスは量的なのでしょうか。

瞬間的な大量排尿と症状改善が見られたのは、処置により伝達物質の量的アンバランスの変化が起こったのではなく、質的アンバランスが正常バランスに戻ったためと考えられます。

正常状態では、神経細胞がシナプスを延ばして電気的流路で連絡を取り合い、正常なネットワーク構成しています。

伝達物質の量的アンバランスは伝達物質が発信する電磁波のアンバランスを起こします。

電磁波による電気的な流路の断絶・乱れが、テラヘルツ波照射により電磁波の流路が成立したのでしょうか。

その後、ほとんど正常状態に回復し、医業再開計画中との本人報告をうけました。

伝達物質の量的アンバランスの修復にミクログリアが深くかかわりあっている可能性が考えられます。

メロシン欠損型筋ジストロフィーにみられる大脳白質全体の髄鞘形成不全について、処置後状態の様相は不明です。

パーキンソン病にみられるドパミン神経細胞の減少・異常によるドパミン不足が、処置により即解消・急増したとは考えられません。

テラヘルツ波照射により、閉じた伝達の流路が開け、ネットワークが一時的に修復されたと考えられます。

さらに処置を継続することにより、ミクログリアがドパミン神経細胞を形成したのかもしれません。

脳出血・脳こうそくの場合も、処置により脳指令伝達修復は患部のミクログリアが神経細胞に変化した可能性が考えられます。

アルツハイマー症では、ミクログリアのを活性化するとアミロイドベータの沈着を抑えるという研究報告があります。

処置により、言語障害や運動機能障害の瞬間的な大幅改善が見られるのは、ニューロン連結を遮断しているアミロイドベータタンパク質・アミロイドベータペプチドの結合水のテラヘルツ波周波数とニューロン細胞内水のテラヘルツ波周波数と同状態になり共鳴したためであろうかと考えています。

継続的な処置により、死滅した脳神経細胞のあとのミクログリアが神経細胞に変化したのでしょうか。

 

ガンにかかる処置事例は多いのですが大半が術後または重症化した人です。術後の再発対策による薬剤の副作用に対する処置は想定外の効果を上げています。

この効果はダイオキシン(TCDD)や6価クロムや農薬などの解毒実験研究からうなずけます。

初期ガンでは完治例があります。この事例は、処置による自然免疫賦活以外に、メッセージ物質エクソームの活性化など乱れた平衡機能修復による制ガン機能向上によるものと捉えられます。

アトピー会員が意外に多く、中でも若年性アトピーで治癒困難な数会員がいます。また疲労感や腰痛やひざ痛を抱える会員は圧倒的に高齢者です。その他の内因性疾病会員に対す処置の効果は状態などにより様々で、即効的な例もあります。これらも、平衡機能の乱れの修復によると考えらています。

多様な難病のなかで、処置事例は20病種ほどですが、大半に改善がみられます。

病因不明であっても、病状や血液中の異常タンパク質などから反転情報を投与することでQOLの改善が起こると考えています。

現在流行中のインフルエンザは香港A型H3N2(季節インフルエンザ)とシンガポールA型H1N1で、季節インフルは季節と深い関係あります。しかしピークに達すると急速に終焉します。

1/26の新聞は、インフルエンザ新薬「ゾフルーザ」を服用した4名患者(A香港型H3N2)から耐性ウイルスが検出されたと報じています。ウイルスの群れにとってゾフールザは生存を脅かす情報・刺激です。この刺激に耐えるため変異したのです。

このプロセスは、ゾフールザが発信するThz波の感受→記憶→対応→変異体です。この変化は群れの存続を維持するためです。しかし、変化を成し遂げた後で流行のピークから急速に下降しています。この原因は気温、湿度などの気象とは無関係です。

このウイルス増殖活性制御を誘発する起因はウイルス自身にあり、意識的であると考えています。

意識という概念はすぐれた脳を持つ人間が考えた概念です。私は、刺激を感受・記憶し体内の変化誘発や行動の変化を起こす生命現象は意識の具現化であると考えています。

個々のウイルスには増殖制御のThz波発信機構が内在し、広域に分布する全群が一斉に行動するのです。マクロ的には種族維持の動的平衡の発露であり、ミクロ的には侵入した客体の細胞膜や核膜を溶解する酵素の生成を制御するエピジェネックスなどが考えられます。

そして、このThz波と、増殖活性中のウイルスから得た反転場のThz波の周波数は類似であり、エイズ会員のHIV減少やイボの解消なども同様の理と考えています。

現在、出現の可能性が高まっているヒト型化H7N9型ウイルスは飛まつ感染で強病原性をもち、急速なパンデミックが懸念されています。

抗ウイルス薬やワクチンの研究に併せてBI0-IT技術の制御研究推進を提案しています。(ホームページ参照)。外因性疾病会員の多くの方が火傷やねんざ等自宅でBI0-IT WATERの塗布による効果を実証しています。

処置による患部の繊維芽細胞のダイレクトリプログラミングの元細胞への急速な変化と考えられます。せき髄損傷は2事例と少ないのですが、他の脳中枢神経系の事例から照射の効果が期待されると考えています。

 

10.将来願望

BIO-IT処置は意図する情報を刺激として人体に行うだけではなく、すべての生物・ウイルスにも行います。

その応用研究は農業、畜産業、水産養殖業、発酵産業などで行ってきました。

さらに、繊維、紙、プラスチック、鉱物、金属などに情報を伝達記憶する研究も行っており、多岐にわたる応用分野が考えられます。

現在、開発済みのBIO-IT CERAMICSは用途別に情報を記憶させたもので、BIO-IT WATERの機能に準ずる機能を持っています。水を大量に使用する幾多の産業への普及が始まっています。

応用生物学の中で、医科学・薬学研究が突出しています。さらにITとAIの導入などにより、研究は劇的な加速的発展を続けています。

一方、近い将来、BI0-IT技術の発展・普及が進み、新療法が誕生するでしょう。そうなっても、現在の先端医学と薬剤に依存しないこの新療法との間にあつれきを生じないよう、また、社会・経済システムに大きな影響を及ぼさないよう十分な配慮が不可欠でしょう。

新療法の適用は治療法の無い疾病や感染予防が困難でパンデミックを起こす強病原性致死性ウイルス対策に重点を置くべくと考えています。

BI0-IT技術の夢はつきせないほどたくさんあります。病因の反転電磁波、Thz波は世界中に瞬間的に伝達します。この受信機をもてばデバイス照射と同等の処置が受けられます。遠隔治療の未来の夢です。

絶滅種数を100年前に取り戻し、人間ファーストのデモクラシーの現代から生物ファーストの全生物共存のバイオクラシーへの進展も未来の夢です。

 

おわりに

BI0-IT技術がBI0-IT科学技術に発展し、生命とは何かの研究に新しい息吹を送ることができれば幸いです。

その具現化には、現在の分子生物学から量子生物学への転進をはかることが肝要と考えています。

以上

BIO-IT技術開発者


理事長の市村武美です。

1957年東北大学院農学研究科博士課程修了、農水省研究機関勤務、マルハニチロ(株)(旧大洋漁業)主管研究員、沖縄海洋博アクアポリス館長を経て、「生命と水」の研究に専心。「人工生命水」を開発、つづいて独創的な『BIO-IT:生命情報伝達記憶技術』を確立。

薬剤を使わず免疫力を強化し、一方では、ウイルスなど病原体の働きを制御することに成功。

その理論と実証研究をまとめた「BSE・凶悪ウイルスに勝つ」を出版、分子生物学から電子・量子生物学への進展切り口として関係学会に大きな反響を呼んだ。

現在、感染症諸難病の予防治療や安全安心無農薬無添加食品生産などの研究に挑戦。BIO-ITは特許第 4183800 号。

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