NPO法人 BIO-IT研究開発機構
TEL048-747-0508

第94回 BIO-ITの理論と実際〜93.5歳に想う:新技術展望の夢〜

〜93.5歳に想う:新技術展望の夢〜

2024/3/15~30
市 村 武 美

新型コロナ禍による有史以来の異常状態に落ち込んだ社会経済の復活をめざす動きが急速に強まっています。第9波の収まりを機に5類になりメディアは騒がなくなりました。国際社会はコロナに克つことを諦め、共に歩む道を選んだのです。感染者数や死者数の発表を減らし、流行の広がりは見えにくくなっています。

しかし、昨今、オミクロンの変異株 (JN.1)が登場し、今が第10波に突入かと不安を抱いている研究者もいます。JN. 1 (潜伏期間は約3日:2~5日)は免疫システムを回避する能力が優れており、感染しやすいのです。

ある感染者は「2日で熱が下がり診断も軽症でしたが、なのに喉にガラス片を刺さったように感じる耐えられない激痛が続いている」と報じています。感染した医師も、「窒息するかと思った。ウイルスの脅威と強かさを身をもって思い知った告白しています。加えて、RNAワクチンの薬害も報じられて接種率が低下しています。

新型コロナ禍はいつまで続くのでしょうか。新型コロナウイルス以外にインフルエンザウイルスを初めとして多様な病原性ウイルスの活動も目白押しで、しかもウイルス類の進化に対応する抗ウイルス薬やワクチンの開発は即できない状態です。

森をみて木をみずという諺があります。ウイルス病について「森をみるという観点」からその動きを探りました。ウイルス類の活動には時期的な盛衰が見られます。この3年間に新型コロナウイルスは8度の盛衰を繰り返しました。また、体内に侵入しても無症状(ウイルス活性停止)であったり、あるいは突然劇症(活動開始)したりすることもあります。しかし、このウイルス行動の動機・きっかけはわかっていません。

また、ウイルス病は情報病と考え、情報病には「情報処置で対応するという観点」から実験研究を行いました。1997年、超致死性のバキュロウイルスの活動制御に初めて成功したのです。バキュロウイルスの遺伝子情報を生体に転写したこの研究成果は注目されるどころか、疑惑の目でみられました。

1997年以降現在に至るまで、ヒトを襲った数種のウイルス感染症にもウイルス自身の遺伝子を使った処置を行いました。事例は少ないのですが、急速な病状改善の成果をあげました(拙著参照)。ワクチンや抗ウイルス薬を一切使用せずに、ウイルス活動の遺伝子発信情報を生体内に伝達しただけの処置により、体内のウイルスの酵素産生活動が制御されたと推察されます。この画期的な科学技術研究と自負していますが、医薬学者も生物学者・生命情報科学者も関心を寄せていただけないのです。これまで新技術研究について広報活動を続けていますが、無関心状態なのです。この新処方をBIO-IT技術(生命情報達伝達技術:以降新技術という)処方と名付けています。あらためて整理してみました。

 

A.新技術

新技術は磁気装置と人工生体水のコラボ技術です。

①ウイルスの活動である遺伝子発信情報を記憶媒体(メモリーシート)に瞬間記録・半永久保存、

②そのうち酵素産生情報を人工生体水に分離瞬間記録、

③酵素産生停止の情報を生体内に伝達(遺伝子にスイッチオン)、

④数種のヒトを襲う病原性ウイルスの酵素活動停止にスイッチオン(生体に新たな防御法付加)、

⑤多様な内因性、外因性疾病発信情報をメモリーシートシートに記録、その改善情報(ウイルスの反転情報に相当)を人工体内水に分離記録、体内に伝達、

⑥先天性遺伝子疾病の⑤同様適用できる、

⑦人工体内水に新情報を転写記憶できる・さらにヒトや他の物体(無生物:金属や繊維など)に転写できる、

⑧内外性疾病改善の源はホメオスタシスの賦活・幹細胞の賦活と推察、

⑩遺伝子情報および内外性・遺伝子疾病情報はテラヘルツ波情報と推察(裏付けあり)、(ハーバード・フレーリッヒの仮説:細胞はテラヘルツ波からミリ波の波長帯テラヘルツ波で共鳴振動している:1960年)

⑪人工体内水はエントロピー増大のワクに拮抗する・原始生命体の出現(新仮説)、

⑫脳神経記憶以外の下等生物の記憶は体内水と推察(新仮説)、

 

B.未来展望などの課題と夢

①生命情報科学研究推進による生物学の新展開、

②応用生物学(ex,医薬学化学;化学薬全盛時代に情報薬の台頭、法の整備不可欠、農林畜産水産業、第2次産業)の新展開

《ex》

新型コロナウイルスもインフルエンザウイルス各種もそれぞれ固有の周波数を発信していると推察、それらの測定、さらにその変異株そしてその派生体の周波数の測定(磁気装置の磁力検討:逆ゼ ーマン効果による変異株のスペクトル)、これらのメモリーシート作成と活性制御(反転情報)の生体投与による新療法開発、内因性諸疾病の周波数測定と新療法の開発、

③応用工学(ex.水処理、健康医療用衣料)

④次世代イノベーション

 

C.重要課題

①弊法人は研究推進基盤組織ではなく、かつ技術を伝承できる組織もないという現実、

②我が生涯中に伝承組織を探すこと、それが出来なければ次世代に繋げるよう資料を整備することです。しかし、その作業は至難(一日の内20時間が睡眠と横臥)2023年/1/6から「凶悪ウイルスに勝つ(第3報の初校:未発表)」を書きました。資金不足で自費出版は不可です。

③今は、できるだけのことに専心しています。2023/7/15から第93回B10-1T理論と実際~記憶とアルツハイマー病~を書きました。脳神経系を持たない生物の記憶物質が体内水であろうという推論です。この仮説は生物学上原始生命誕生や進化にかかわることで、科学者の伝承意欲を高めるものと期待しています。さらに、情報薬の本質に迫るもので医薬業界の関心高揚に繋がったとしても、情報薬の法的規定はなく実現には時間をようするでしょう。

以上

BIO-IT技術開発者


理事長の市村武美です。

1957年東北大学院農学研究科博士課程修了、農水省研究機関勤務、マルハニチロ(株)(旧大洋漁業)主管研究員、沖縄海洋博アクアポリス館長を経て、「生命と水」の研究に専心。「人工生命水」を開発、つづいて独創的な『BIO-IT:生命情報伝達記憶技術』を確立。

薬剤を使わず免疫力を強化し、一方では、ウイルスなど病原体の働きを制御することに成功。

その理論と実証研究をまとめた「BSE・凶悪ウイルスに勝つ」を出版、分子生物学から電子・量子生物学への進展切り口として関係学会に大きな反響を呼んだ。

現在、感染症諸難病の予防治療や安全安心無農薬無添加食品生産などの研究に挑戦。BIO-ITは特許第 4183800 号。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です