NPO法人 BIO-IT研究開発機構
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第90回 BIO-ITの理論と実際~物性伝達と記憶についての実験研究~

~物性伝達と記憶についての実験研究~

 

2022/9/18 市村

はじめに

人工細胞内水を生体に投与すると様々な生命活動に影響を及ぼす。また、諸物質に投与すると、本来の物性がかわり、しかもこの変性は持続される。これまでの研究から、枚挙にいとまないほどの多くの事例がある(①生命科学の原点と未来:山下昭治編、造形社、 1986。②凶悪ウイルスに勝つ~BIO-IT、拙著、ヒカルランド社、2020。③BIO-IT研究機構資料など)。

人工細胞内水は2価3価鉄塩の誘導体である塩化ナトリウム複合体、塩化マグネシウム複合体および塩化カリウム複合体の3種複合体を地下水で希釈したものである。用途により希釈度はことなるが、主に百万倍~1兆倍に希釈したものを使用している機能水である。百万倍希釈水は地下水以外の化学成分は検出されず、飲用適の認可をえている(JCP-MS法による定性および定量分析、2009)。

機能水とは水に含まれる成分の作用によるものというのが一般常識であり、人工細胞内水は疑似科学であると多くの科学者に認識されている。この壁を乗り越えるためには、科学実験法に基づく実験事例の蓄積が不可欠である。この検証実験の協力を得ることは極めて至難な現状である。このような中で、人工細胞内水投与による変性とその持続について再現性が高いと思われる実験を行った。

1.実験資材

人工細胞内水10-12液、スライドグラス、 6kg程の重量物

 

2.実験方法

スライドグラス1に10-3 (0.4cc) 滴下塗布、直後に拭き取り、スライドグラス2は塗布、直後に水道水で洗浄、直後に拭きとり。 左手小指第1関節(DIP関節)に6kgのフックを架けて、素手及び右手にスライ ドグラスをもった状態でつり上げる難易度を比較する。

 

3.実験

9/5:夜常用の人工細胞内水とデバイス照射停止、 9/6朝以降も停止。
9/6/9.44:素手でつり上げは少しできた。人工細胞内水を入れたビンを右手にもった吊り上げは容易、20cm程。人工細胞内水の作用を確認した。

9/6 吊り上げ困難は◆ 容易は◇

09.55 準備完了

素手 スライド1 スライド2
09.55
10.03
11.07
12.07
14.07
17.01
20.09
9/7
10.09
19.05
9/8
07.03

実験終了、第1関節が腫れて痛みが出てきたためである。実験を続けるためには人工細胞内水を服用停止を続けなければない。服用再開は体調維持のため必要と思っている。この実験の目的はかなえられたと考えての終了である。

 

4.考察

この実験は2022/1/13に行った、脳のコロナウイルス感性実験:第88回定例研究会資料参照:BIO-ITの理論と実際に継ぐ実験である。

1) 実験

☆素手とスライドグラスを手にしたときの吊り上げ力は明らか差を感じる。
☆人工細胞内水10-12 性質がスライドグラスに伝達、さらに脳に伝達された。
☆脳の運動神経に影響を及ぼした。
☆スライドグラスへの伝達メカニズムは不明である。脳への伝達も不明である。テラヘルツ波帯電磁波伝達でなかろかと考えている。
☆スライドグラスは人工細胞内水の性質を瞬間記録した。記録時間は2日間。最長記録時間不明である。
☆脳は人工細胞内水の性質を記憶しない。しかし、人工細胞内水を服用すれば記憶することは実証済みである。この記憶時間を調べる感性実験は行っていないため、不明である。
☆吊り上げ力強化はアドレナリンの放出でないと思われる。 放出ならこの実験結果は得られないからである。
☆ちなみにメガネ (ガラス、プラスチック)に10-1 処理をすると明るくなり見えやすくなる事例を蓄積している。金属(金、銅、アルミニウムなど) にも伝達できる。

2) 人工細胞内水の優れた記憶能

☆磁気デバイスを使い、他の物質の物性を記憶することができる。 この獲得した物性を他の物質に伝達できる。
☆新型コロナウイルスのゲノムをメモリーシートに伝達、ついで人工細胞内水に伝達、人体に伝達したのは好例である(第88回定例研究会資料)。
☆この特性駆使による、生命科学・生命情報科学研究に寄与すると期待している。

おわりに

この新技術の伝承機能をもつ組織の確立を切望している (現在の組織は不可)。

以上

BIO-IT技術開発者


理事長の市村武美です。

1957年東北大学院農学研究科博士課程修了、農水省研究機関勤務、マルハニチロ(株)(旧大洋漁業)主管研究員、沖縄海洋博アクアポリス館長を経て、「生命と水」の研究に専心。「人工生命水」を開発、つづいて独創的な『BIO-IT:生命情報伝達記憶技術』を確立。

薬剤を使わず免疫力を強化し、一方では、ウイルスなど病原体の働きを制御することに成功。

その理論と実証研究をまとめた「BSE・凶悪ウイルスに勝つ」を出版、分子生物学から電子・量子生物学への進展切り口として関係学会に大きな反響を呼んだ。

現在、感染症諸難病の予防治療や安全安心無農薬無添加食品生産などの研究に挑戦。BIO-ITは特許第 4183800 号。

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