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第81回 BIO-ITの理論と実際~ (休会) 新年に思うこと

ウイルスのイメージ

新型コロナウィルス(SARS―COV2)対処の新技術

2021/1//9
市 村 武 美

ウイルス類の自然終息はウイルス類の最大の弱点であるととらえている。終息のひきがねを使った独創的な世界初の対処技術である。この技術処置の主対象はウィルスである。一方、生体 (ヒトなど)を対象にした技術は低下した平衡機能 (自力更生力)の賦活機能をもつ人工細胞内水である。これらを駆使し、ウイルス対策に化学薬剤を使用する方法とは異次元の情報投与法です。

 

1.ウイルス類の消長

自然界において、すべての生物種は絶えず生存量の消長という、生態系の変遷がある。 一方、環境破壊や薬剤などによる人為的な原因による絶滅種の増加が激化している。
植物、動物、ヒトに感染するウイルス類も同様に、増殖活動の消長を繰り返して起こしている。一方、絶減に追いやったのは天然痘ウイルスだけである。
急増殖する原因については解明されているものもあるが、多くは不明である。

 

2.自然に起こるウイルス類の終息

広域に拡大したウイルスの活動低減を一斉に起こす「終息」現象がある。ウイルス自身が起こすのである。終息を起こす「ひきがね」は化学物質ではなく地球規模の物理学的情報であろうと推察されるが、現在全く不明である。
ただ、情報を感受するのは遺伝子であることは明らかである。2020/11/17現在、151、910ゲノム配列が解読されている。
感受するメカニズム適求は「ひきがね精報」そのものが不明であるため追求できない。しかしながら、体内に侵入したウイルスに、自己自然終息を起こすことができれば画期的治療法となる。

 

3.物理学的ひきがね情報の発見

エビ類に感染し最強病原性でパンデミックを引き起こしたバキュロ・ウイルスの活性制御研究において、ウイルス自身発信する特定の電機波がひきがね情報であることを1997年に発見した。
対立する二つの磁石(以下、デバイスという)間にウイルスをセットするとがウイルスが発信する様々な電磁波(様々な性質)が外磁場に分離される(原理はゼーマン効果)。このうちの特定の場(反転場と仮称)に現れた電磁波(テラヘルツ波帯と推察、周波数は不明)がウイルスの活性を低減させるひきがねになることを実験で確認した。

 

4.ウイルスの記憶・伝達

和紙に特定の鉄化合物を含む特定機能水(以下、人工細胞内水という)で処理した電磁波の記憶媒体 (メモリーシート、MSと略称)を使用して、特定場に現れた電磁波の記憶に成功した。元のウイルスと変異したウイルスの性質をMSに伝達記憶することで、ウイルスの性質の半永久保存や事後の再現実験研究が可能になった。

 

5.生体への情報伝達

MSと人工生体水をデバイスにセットし、ひきがね情報を人工生体水に伝達(この水をBIO-IT WATERという:略称、BITW)、次いで、BITW希釈液を含む環境水はエビの体表(エラなど)に伝達、次いで体内のウイルスに伝達することを確認した。

 

6.即効的なウイルス活性制御

ひきがね情報の伝達速度は瞬聞的であり、かつ、ウイルス活性制御に即影響する。養殖場の現場実験においても効果を実証した(1997年6月「BSE・凶悪ウイルスに勝つ」と2020年11月「凶悪ウイルスに勝つ:ページ81~85、144~146参照)。

 

7.ヒトを襲うウイルスの活性制御

ウイルス反転情報処理水と低下したヒトの平衡機能の賦活処置(BITW)を服用すると、体内に侵入したウイルスの活性を制御できる。現在、帯状ヘルベス、イボ、インフルエンザ、C型肝炎、エイズ等で実証研究、特にエイズについては長期にわたる詳細な医学的検査データがある(同上、P149~ 150)。

 

 

医学界の認証も試用もされない新技術

2021/1/10
市 村 武 美

1.バキュロウイルスの制御速報に疑惑

養殖専門誌や水産系新聞社に掲載された国立下関水産大学校で行ったウイルス制御の記事は担当行政者から厳しい疑惑の目で見られた。共問研究者の教授が校長より厳しい通告を受けた。BIO-lT処 置が容易に受け入れられなかった最初の実態である。

 

2.保守的な医学界

治療法のない数種の難病(網膜色素変性症や緑内障による失明寸前の状態、けい髄損傷、小児麻痺による運動機能低下、エイズの末期状態など)に対しての、医師が立ちあったBIO-IT WATER服用によるQOLの大幅改善は世界初めての成果である。薬剤を一切使用しない新技術の療法は現医学では常識外である。学会報告例数は少なく特例として扱われ、さらに学術集会における発言の停止や専門医学者への報告に対し無返答などの扱いをうけている。保守的というより排他的で、無視されていると理解せざるをえない。

 

3.不可欠な医学的・薬学的認証

生命にかかわる医薬学は厳しい法規によって保護されている。BITWは医薬学的機能をもっているが特定の化学成分成分は含まれず、飲用可の通常水である。「薬機法」による、クスリとしての審査はうけつけられてりない。クスリとして認証さてれていないため、公的な扱い・使用ができない。薬機法が科学技術の発展においつけず、不思議な水、ルルドの水としての扱いである。

 

4.専門家の指示に従う内閣府

2020/1/31に前政権の内閣府と新型コロナウイルス対策本部のトップに新技術の適用にかかわる提案をした。その後、主要都道府県知事、主要政党党首、オリンピック組織委員会会長などに引き続いて提案したが返答は得れなかった。2020/11、現政権の総理や同上に、拙著「凶悪に勝つ:コロナ対策の新戦略と戦術」に手紙を添えて贈呈した。受理という単なる礼状があったのは、ある県知事一人だけで、検討の要請に対する返答は一切ない。ある医学者からは、医師法違反に留意せよというアドバイスを受けた。
コロナ対策委員会の専門家はBITWはルルドの水扱いにし、内閣府はそれに従っていると推察せざるおえない。

 

 

感染拡大の阻止と政治的責務

2021/1/11
市 村 武 美

1.感染爆発の危機

政府の首都圏の緊急事態宣言に続いて大阪府や名古屋市なども同宣言を要講している。しかし、遅 きに失したといたいう声もあり、感染拡大がどれだけ押さえ込めるのかは不明である。むしろ、感染暴発を引き起こす多くの要因、とくに地方都市部の感染拡大、20~40歳代の無症状陽性者の増大 と低い危機感や変異体(英国、南アフリカ、プラジル)感染の拡大などがあり、我が国も欧米諸国、ブラジル、インドなど二の舞いをみる可能性がある。

 

2.ワクチンの期待

ワクチン投与されるまでにまだ1カ月ほどあり、投与されるのは高齢者、基礎疾患者や医療関係者 などが優先され、国民全体への普及は程遠く、拡大阻止期待は薄い。さらに、2回目のワクチン投与期間延長や変異体へのワクチン効果提言など懸念される。

 

3.変異体の更なる進化

ヒトを襲う新型コロナウイルスはますます変異を続け、さらに高い病原性(感染力と致死率)を獲得するであろう推察される。SARSが新型コロナウィルス(SARS一CoV2)に変身したように、新新型コロナウイルス(SARS一CoV3)出現の可能性も否定できなし、この変異ウイルスに対する新ワクチン開発は至難で、まさにドロナワ状態である。

 

4.新たな凶悪新興ウイルスの出現

コロナウイルス類以外にヒト型化した最凶悪インフルエンザウイルス(H7N9亜型)の出現(ホームヘージ参照)危機が去ったように思われるがむしろ増大している。この他にも、例えば中国で猛威を振い、アジア各地に広がったアフリカ豚熱(ASF)がヒト型化することも否定できない。その他の凶悪ウイルス類も目白押しであると考えるべきある。ウイルスの逆襲の時代を迎えたのである。現在、これらの短期的対処法は、第一に早期発見、ウイルス拡散を防ぐことであるが、新興ウイルス渦による流行拡大を防ぐことは不可能であろう。

 

5.政治的責務

新型コロナウィルスパンデミックは社会経済の変化の必要性を高めただけでなく、進むべき道も指し示している。その一つはコロナ危機を技術革新の原動力とすべき道であろう。とくに保守的な医療界においてである。国民の経済較差増大はポピュリズムを増長し、民主主義の在り方にまでゆがめられている。そして、各国政府の対応はまちまちであるが、日本政府の対応とくに首都圏などとの連携に疑間がある。昨年末の内閣支持率は42%に低下、政府自民党はウイルス対策に集中する努力を、次期衆議院選挙に分散している感がある。総理は政治的責務を感じているのであろうか。人類の最大の危機であることをあらためて認識し、あるべき道を踏み始める責務がある。

BIO-IT技術開発者


理事長の市村武美です。

1957年東北大学院農学研究科博士課程修了、農水省研究機関勤務、マルハニチロ(株)(旧大洋漁業)主管研究員、沖縄海洋博アクアポリス館長を経て、「生命と水」の研究に専心。「人工生命水」を開発、つづいて独創的な『BIO-IT:生命情報伝達記憶技術』を確立。

薬剤を使わず免疫力を強化し、一方では、ウイルスなど病原体の働きを制御することに成功。

その理論と実証研究をまとめた「BSE・凶悪ウイルスに勝つ」を出版、分子生物学から電子・量子生物学への進展切り口として関係学会に大きな反響を呼んだ。

現在、感染症諸難病の予防治療や安全安心無農薬無添加食品生産などの研究に挑戦。BIO-ITは特許第 4183800 号。

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