NPO法人 BIO-IT研究開発機構
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第75回 BIO-ITの理論と実際-その1

~生命体の誕生と進化に関わる思考、記憶と伝達の本質と原理~

2019/11/1~18 NPO法人BIO-IT研究開発機構

市村武美

第75回定例研究会

A.アミノ酸の生成と生命体の誕生

1.小惑星りゅうぐう

来年の今ごろ、はやぶさ2号が地球に帰還予定です。持ち帰った岩石、炭素系コンドライト(色々な化合物や有機物の形で炭素原子を含むもの)の分析や含水シリケイトの存在が確認されれば、地球の水の起源解明が期待、さらに生命体誕生に関わる研究が進むと期待されています。

地球の生命体誕生には諸説があります。地球上の生命の最初の誕生とは生物が無生物質から発生した過程のことです。生命誕生の仮説には、①コアセルベート説(原子海洋中での化学進化説)、②いん石衝突説(アミノ酸合成説)、③いん石飛来説(炭素系コンドライト説;DNAの基となるアデニンとグアニン、筋肉組織の含まれるヒポキサンチンとキサンチンを含むいん石)などがあります。

 

2. 宇宙における元素と重元素・分子の生成

ビッグバンによる宇宙誕生時に生まれた元素は水素とヘリウムのみでした。核融合反応が進行し、原子番号がヘリウムより大きい多くの重元素が生成されました(宇宙に置ける元素の進化)。

とはいえ、宇宙におけ元素の存在量は水素とヘリウムが99.9%を占め、酸素、窒素、炭素がこれに次いでいます。したがって、最も存在量の多い水素と3番目の存在量をもつ酸素が化合した化合種(H2O、OH + H)が生成されます。

《参考》

水素原子の電磁波は3.2882×1015Hz,

酸素原子の電磁波は3.2927×1015Hzです。

波長の少し異なる2つの波長が干渉するとウナリ波を作り、新しい分子ができる。

このように水の生成と窒素、炭素、化学進化による物質が生命体を作る材料になりました。

 

3. 地球上でのアミノ酸の無生物的生成

化学進化は生命の起源の考え方の根底をなしていますが、化学進化の実験的検証は難しいと考えられており、本格的な実験研究は20世紀中ごろからです。1951年、カルビンらは二酸化炭素と鉄(II)を溶かした水に加速器からのヘリウムイオンを照射したところ、生成物注にギ酸(HCOOH)やホリムアルデヒド(HCHO)検出しました。

1953年、ミラーはメタン・アンモニア・水素・水の混合気体中で火花放電を行い、酢酸、 尿素、グリシン、アラニン等のアミノ酸が生成している実験を行いました。現在、材料にメタンとアノモニアがあれば放電のほかに紫外線、熱、放射線、衝撃波などによりアミノ酸ができます。

20世紀前半には、炭素系コンドライトを熱水で処理するとアミノ酸が検出されることも わかりました。これらの実験では高いエネルギー源が必要なことです。

1998年、山下昭次は常温環境下でa. 空気・水・人工細胞内水でアンモニアの生成、 b. 二酸化炭水人工細胞内水でギ酸の生成、c. この両者を合わせるとアミンが生成される実験を行いました(添付資料参照、私も実験に立ち会い)。

アミンが生成される実験

4. 生命体誕生と2価3価鉄塩、人工生命体の誕生

40~43億年ごろ原始海洋ができましたが、原始大気に含まれていた亜硫酸や塩を溶かしこみ酸性でした。陸地にある金属イオンが雨とともに流れ込み中和が始まり、二酸化炭素が吸収が起こります。地球全体は還元状態で、鉄は2価鉄のイオンとして存在していました。水蒸気は紫外線を受けて光分解することで酸素が生成されました、しかし、酸素は2価鉄が3価鉄への酸化により吸収され、大気中にはほんどど残っていませんでした。このころ原始生命が誕生しました。

続いて真正細菌と古細菌が誕生しました。磁鉄鉱(Fe++Fe2+++o4)も形成され海底に沈下しました。その後地殻変動で隆起しました。海洋には2価3価鉄塩(Fe++Fe2+++C1–)も形成されていたと考えられます。

生物は大きく分けて原核生物と真核生物に分けられます。原核生物(細菌;DNAが裸のままで細胞内)は誕生は38億年前と考えられています。

嫌気性のシアノバクテリアは35億年前に出現、光合成が始まり酸素を作るようになり、好気性微生物が誕生しました。

《参考》

原始生命体は、2価3価鉄塩を含む水が主成分であり、生命の誕生のカギを担っていたと考えています。また、この鉄塩は生命現象お
ける重要な役割を担っているだけでなく、進化に関わる記憶の基になるという仮説を立てています(後述)。

原核生物は15億年前、多細胞生物の誕生は9~10億年前といわれています。原人は180万年前ごろ、私たち現代人と同じ新人類は20万年前ごろに現れました。ヒトのゲノムの「全体解読=デジタルデータ化」は2003年に完了しています。その後ゲノム編集の研究が進み、さらに人工生命体の本格的研究も行われています。

2016年、クレイグベンター氏によって、世界初の人工生命体誕生が発表されました。遺伝子上、直結する「親」の存在しないこの微生物は、最小(ミニマル)のゲノムのよって構成されていることから、「ミニマルセル」と名ずけられました。大阪大学・藤田保健衛生大学の共同研究により、ロタウイルスの人工合成に世界で初めて成功しました。

 

B. 生物の進化と記憶

1. 進化に不可欠な記憶と伝達

遺伝子は字のとおり情報を遺して伝達する物質で、情報を遺すということは記憶にとどめるということです。生物は絶えず変わる体内の状態や体外の環境に対応して生きています。この対応とは基の状態の戻ることで、平衡の維持で、免疫はその代表的な機能です。

さらに厳しい環境に耐えるため使わない機能を捨てさり、新しい機能もつことやことで生き残ります。この形質を遺伝子が獲得することが進化です。

2. 記憶のありか

1)細菌の記憶

細菌など微小動物や植物は刺激となる情報を感受して反応という行動を起こします。この行動こそ記憶の証しであると、以前の定例研究会で話したことがあります。

細菌がある薬剤による致命的なダメージを受け続けると、その薬剤の性質を「記憶」し、生き残るために薬剤耐性という形質獲得(遺伝子記憶)の行動を起こすのです。現在、多剤耐性を獲得する病原菌が増え、医療に難問を投げかけています。

2) バクテリアの記憶術

2017/1/9英紙「Express」は、次のように報じています。

バクテリアには脳のような複雑な神経システムが存在しないため、人間とは記憶方法が異なる。細菌の記憶を司どってい「CRISPR」と呼ばれる獲得免疫系で、このCRISPRがウイルスなどの侵入者のDNA情報を一部切り取り保存することで、次ぎに同じ侵入者と遭遇
したときに、その情報を参照し、「Cas」と呼ばれる特殊な酵素で侵入者の感染を阻止するという研究成果を報じ、注目を浴びています。

3) ジャンボアメフラシの記憶の移植と記憶のありか

ジャンボアメフラシから別のアメフラシへ長期記憶を移すことと、記憶のありかについての研究が2018/5/17(サイエンス;カリフォルニア大学ロスアンゼルス校デヴィット・グラマン教授ら)報道されました。

以下、報道。
(1) アメフラシの記憶と伝達
1ぴきのアメフラシのしっぽに軽い電気ショック(20分に1回計5回、24時間後の同じように5回与えた。アメフラシはその都度自己防衛機能を発揮して委縮した。その後も軽く指でトントンたたくと50秒間委縮するようになった(電気ショックの記憶)。電気ショックを与えなかったアメフラシは軽くたたえても委縮する行動は1秒未満しか持続しなかった。次に、a.ショックを与えられたアメフラシの神経細胞からRNAを取り出し、ショックを与えたことのないアメフラシ7匹に注入した。また、b.ショックなしのRNAを別の7匹に注入した。結果は a のアメフラシはトントンたたかれると平均して40秒間委縮したが、bは反応がなかった。研究にも限界がある。どのRNAが記憶を介在するのか、RNAがどのようにして記憶を伝達しているのかは不明である。

(2)記憶のありか
記憶が海馬や大脳皮質の神経細胞のどの部分に貯蔵されているのかはいまだに解明されていない。教授は、記憶は神経細胞の核内の「DNAに貯蔵」されていると考えている。RNAがDNAの指令を伝達する役割を果たしていることは以前から知られている。ゲノムの配列をもとにタンパク質を作り出すほかに、細胞内のさまざまなプロセスに関わっていることが近年知られてきた。その役割の中に「記憶の伝達」も含まれているのではな
いかと教授はにらんでいる。

3. 記憶と伝達の本質・伝達を探る研究

1) 非磁性体・非生命体の記憶

BIO-IT技術は、磁気装置を使いゼーマン効果を活用して生命現象に影響を及ぼす全ての情報を記憶媒体(メモリーシート、人工細胞内水)に転写・記憶し、この記憶情報を生体や他の物質に伝達する技術です。

ヒト用の代表的BIO-IT製品に、①BIO -IT WATER(人工細胞内水に意図する情報を転写)、②BIO-IT CERAMICS(ビタミン類、ロイヤリゼリー、胎盤エキスや漢方薬など健康をささえ体力を強化にかかわるいろいろな物質が発信する情報を転写)があります。

このCERAMICSを使い機能の伝達と記憶の実体を確認することが容易にできます。①100mlの通常水にCERAMICS1個/3gを数秒間浸漬後除去、②この水にステンレススプーンA(試験区)を数秒間浸漬後取り出して洗浄、ふき取り乾燥、③しばらくたってから別のスプーンB(試験区)を同様処置、④通常水で同様の処理をしたスプーンC(対照区)を用意します。これらのスプーンを手のひらに乗せて筋力変化(ex.O -ringなど)を検査します。対照区はCERAMICSです。

その結果は;筋力検査;CERAMICS=スプーンA=スプーンB>スプーンC

CERAMICSに触れたときの筋力強化の働きが通常水に伝達記憶され、次いで通常水からスプーンAに伝達記憶されました。スプーンBは通常水の記憶を持続していることの証しです。これらと比べ無処理の通常水につけたスプーンCは筋力が劣ります。磁気装置を使えば鉱石だけでなく金、銀、銅、鉛、水、木材、繊維、ガソリン、砂糖などのさまざまな反磁性体に健康情報を記憶させることができます。記憶の研究は①正確度、②時間、③発現度の評価基準・尺度をもとに研究しています。

2) 記憶の生物実験;健康を阻害する物質の情報処理

最初の実験は、クルマエビの健康を阻害する強病原性・致死性ビブリオ菌sp.の培養実験です。この実験で磁気装置の周辺磁場の中にa.無数のコロニーを形成する場とb.コロニー形成が全く起こらない場のあることを発見、b.の場を反転場と名付けました。

この反転場処理した記憶媒体(メモリーシート)を磁気装置にリセットした培養実験では当初のコロニーを形成の様相とほとんど反対になりました(委細割愛、ホームページ参照)。

この反転情報の転写伝達がバキュロウイルスにも通ずることを実験で確認しました。さらに、脳中枢神経系やガンなどの多様な疾病に適用することもわかり、多くのQOL改善の事例を蓄積しています。この手法は①磁気装置による反転場の照射直接、②反転場処理 人工細胞内水(BIO-IT WATER)の服用、および③併用です。

メモリーシート、BIO-IT WATER、BIO-IT CERAMICSは半永久的な記憶です。

3) 記憶の本質と原理

2006/6出版の拙著「BSE・凶悪ウイルスに勝つ」の中で、ウイルスを含むすべての生物の記憶の原理はひとつであり、その解明に挑戦すると書きました。

前述のデイヴィット・グラマン教授は記憶説は神経細胞のDNAに貯蔵されているのではないかという考えかたをしています。私も、すべての生物の記憶の媒体はDNAがかかわりあっていると考えていました。しかし、生命体および非生命体・反磁性体の記憶の本質と原理は「テラヘルツ波帯」の電磁波記憶であろうと思い続けてきました。テラヘルツ波の大きな特徴は水に吸収されやすいことです。現在、脳、免疫、昆虫、細菌、ウイルスなどの生体の記憶の媒体は遺伝子を構成するタンパク質を取り巻く水であり、記憶の本質と原理は取り巻く水の振動であろうと考えています。また、すべての非生命体は記憶の潜在的機能をもっており、記憶の原理は同じであると考えています。

そして記憶の根本的な仕組みは、テラヘルツ波を受けた物質の原子核をとりまく電子に秘めれられていると推察しています。

4) 情報伝達の本質と原理

現在、体内の情報伝達についてはシグナル伝達(以下参考)が詳細に研究されています。

《参考》

生物も周囲の環境に適応しなければならず、それは体内においてすらも同様である。体内環境中には刺激となる何らか生化学的情報(シグナルという)があり、これが別の刺激を誘導することで次々と伝達し、定まった経路(シグナル経路という)やシステムを形成する。この情報伝達をシグナル伝達という。

前述のスプーンが発信する情報は生化学的な情報(シグナル)ではなく物理学的情報です。この情報の本質はテラヘルツ波の振動であり、体内への伝達から筋力向上に至る伝達は現在のシグナル伝達の概念では理解できません。

すべての細胞はエクソソーム(メッセージ物質)を分泌し、他の細胞組織に伝達され、平衡機能の維持などの生命現象に深く関わっています。エクソソーム中にはタンパク質や mRNA, miRNAが含まれています。エクソソームの本質と伝達の本質もテラヘルツ波であろうと考えています。ガン細胞が分泌するエクソソームがガンの転移に重要な役割を果たすことがわかってきました。発ガン体内ではガン細胞と免疫細胞の双方が分泌するエクソソームの相克な争いとなり、その本質も電磁波戦であろうと考えています。

伝達の原理はテラヘルツ波の共鳴であると確信しています。

5)体内外環境情報の記憶伝達の応用

多くの脳中枢神経疾病・ガンなどの会員に対するBIO-IT処置(2019/1現在、82病種、469件)によるQOLの改善事例から、記憶と伝達の本質と原理について、生物学的検証の糸口がひらかれてます。しかし、現在は公的認証には至っておらず、専門家の臨床研究参加を切望しています。物理学的検証(記憶媒体の周波数測定など)は今後の課題です。また、ウイルス感染の処置事例から自然免疫および獲得免疫とは別の第3の免疫機能を付加する可能性があります(第2報参照)。

6) 遺伝子治療とBIO-IT処置

2010年、慶応大学の家田講師らはマウスの繊維芽細胞に安全な運び屋ベクターを使い、3つの遺伝子を加えて心筋細胞へと変える「ダイレクトリプログラミング技術」を開発しました。以降、急速にこの技術が進展しています。2019/9、九州大学の中島教授らは、マウスで変化した脳神経細胞に「ニューロD1」という遺伝子を導入すると、ミクログリアが神経細胞に変化し、他の神経細胞とつながり脳からの信号を伝えていたと報じています。

2013/6/2、交通事故でけい髄不全損で指の四肢機能に支障を抱えた会員に対し、丸1年後の2014/6/2からBIO-IT処置を始めました。開始当日の状態は、特に両手の指と左脚の支障を抱えていました。処置の翌日両手の指が少し曲がりました。6/6の処置では指が手のひら2cmまで曲がり、6/9の処置では指が手のひらに着きました。また、左ひざの痛みが消え30分ほど歩きました。6/13の処置後グーができ、30分程歩きました。6/17の処置後には両指の横開閉できました。以降、処置間隔を延ばしながら続け、2カ月後には草刈奉仕などの社会活動を行うまでに回復しました。

2019/1/9、事故後35年を経過した会員、せき髄不全損による諸障害改善の事例、さらに、脳こうそく・脳出血や数種の脳疾患会員の機能障害に対する処置による多くの修復事例があります。

これらの急速な修復から、処置直後からミクログリアが神経細胞への変化が始まると推察されます。遺伝子ニューロD1導入によるミクログリアに対する作用とBIO-IT処置によるミクログリアに対する作用は同一であり、この両者の作用の本質はテラヘルツ帯の特定電磁波であると考えています。そして、さまざまな脳神経疾病に対する処置はそれぞれ固有の周波数のテラヘルツ波照射であると考えています。

 

C.総合考察

1. 生命誕生

地球上の生命誕生について、オパーリンの化学進化説は、原始海洋おけるコアセルベートの中で起こった「がい然性」とうたっています。通常水は高分子の物質を分解して低分子になるという方向に変化します。しかし、2価3価鉄塩を微量に含む水は逆に低分子の物質が高分子にかわります。エントロピー減少を起こす水なのです。原始海洋のこの特殊な鉄塩を含む水が生命体誕生に必要な諸高分子化合物を形成し、原始生命の誕生に至ったと推察考えています。原始生命体から進化し続けるすべての生物はこの特殊な水が生体の主成分にとなっています。生命誕生は「がい然性ではなく」原始海洋の中で起こった「必然性」によると考えています。

2.記憶の本質と原理

すべての生物の主成分は細胞内水です。水の双極子モーメントが電場を作ります。電場があれば体内磁場が生じます。この磁場はN極S極が対立する磁場であり、異物を磁場に内に取り込み、異物が発信するテラヘルツ波を細胞内水に伝達・記録すると考えています。すべての物質はテラヘルツ波を発信しています。生物の感覚器が感受する物質の情報はテラヘルツ波であり、体内磁場で細胞内水に記憶されると考えています。また、生命維持に影響を及ぼす事象や感動なども同様と考えています。

ヒトの脳には1000億個ほどのニューロンがあり、細胞分化によって10万種ほどの二ューロンがあり、それぞれ異なった働きをしています。この重要な働きは情報を瞬間的に認知することです。その上でニューロンの種ごとに個別の記憶を担っており、ニューロン同士の連携が思考であろうと考えています。脳記憶も、免疫記憶も、神経系をもたない生物もウイルスの記憶も、その記憶の本質と原理は同一であろうと考えています。

3. 伝達の本質と原理

シグナル(生化学的情報)の本質は電磁波であり、伝達の本質について再考すべきと考えています。体内には電磁波伝達の存在が実証されています。

4. 進化の本質

生物は物理的・化学的・生物学的情報を感受し生き残るため、有利な状態に変える基になる性質は情報の記憶と伝達であり、その状態変化が進化であると考えています。

5. 生命の本質

生物の体内の状態は絶えず変わっています。生体の組織や器官は驚くほど速く、休むことなく、常に分子レベルで分解し、新しい状態への変化を続けています。この動的平衡が生命の本質であろうと考えています。

6. BIO- IT技術の応用

量子生物学への進展、新療法の開発など多岐に及ぶ応用が期待されるでしょう。

以上

BIO-IT技術開発者


理事長の市村武美です。

1957年東北大学院農学研究科博士課程修了、農水省研究機関勤務、マルハニチロ(株)(旧大洋漁業)主管研究員、沖縄海洋博アクアポリス館長を経て、「生命と水」の研究に専心。「人工生命水」を開発、つづいて独創的な『BIO-IT:生命情報伝達記憶技術』を確立。

薬剤を使わず免疫力を強化し、一方では、ウイルスなど病原体の働きを制御することに成功。

その理論と実証研究をまとめた「BSE・凶悪ウイルスに勝つ」を出版、分子生物学から電子・量子生物学への進展切り口として関係学会に大きな反響を呼んだ。

現在、感染症諸難病の予防治療や安全安心無農薬無添加食品生産などの研究に挑戦。BIO-ITは特許第 4183800 号。

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